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騎手を目指すだけではない競馬学校

競馬学校と言えば、競馬の騎手を目指す人が研鑽を積むための学校というイメージがありますが、実は騎手だけではなく厩舎スタッフを目指す人も通っているのです。

厩舎スタッフとは、競走馬の調教や管理の責任者である調教師の元で、馬の世話をする人の事を言います。

厩舎スタッフの1日は、朝とても早い午前3時ころからはじまります。

まずは厩舎に向かい、競走馬が入っている馬房の掃除をするのです。

それが終わると、今度は調教の準備に取り掛かります。

午前5時ころに馬に馬具をつけて、騎手や調教助手がすぐに騎乗できるように準備をします。

馬具をつけたら実際に馬にまたがって、軽く歩かせることで準備運動をさせます。

6:00になると本格的な調教がはじまり、調教が終わるとクールダウンのために騎乗した状態で軽く歩かせます。

最後に7:00ころから馬の手入れをし、身体に異常がないかチェックをします。

その後飼い葉を与えると、もう1頭の担当の馬に同じ作業を繰り返し、作業終了は午前11:00ころになります。

お昼からは再び厩舎で馬の手入れと寝藁の片づけ、飼い葉を与え午後5時にすべての作業を終えます。